糖尿病の専門診察
特長
我が国の糖尿病の患者さんは、肥満の増加を背景に大きく増加し、平成28(2016)年の国民健康・栄養調査で1,000万人となり、予備群を合わせて2,000万人と推定されています。その中で、治療を受けておられる患者さんは半数程度と言われています。それは糖尿病が自覚症状を伴わないことが多いのが原因です。気づいた時には、目、腎臓、足、脳、心臓など全身に合併症が起こってしまうことも少なくありません。
糖尿病の治療は早期発見と早期治療が大切です。血糖に加え、血圧、脂質、ストレスなどの危険因子を管理し、合併症を定期的に検査し、その進行を抑える必要があります。
当院の糖尿病内科は、経験豊かな糖尿病専門医が診療・指導を行っています。さらに、循環器内科、腎臓内科、脳神経外科などの合併症の専門医と綿密に協力しながら、1人1人の病状に応じた治療を提供します。
診療方針
外来・入院治療
当院の糖尿病内科は、経験豊かな糖尿病専門医が診療・指導を行っています。さらに、循環器内科、腎臓内科、脳神経外科などの合併症の専門医と綿密に協力しながら、1人1人の病状に応じた治療を提供します。
糖尿病療養サポートチーム
当院では糖尿病専門の医師や看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師など、多くのスタッフと一緒にチームを組んで患者さんの入院治療に当たります。
糖尿病教育入院
糖尿病や合併症の状態を詳しく検査し、患者さんに食事療法や運動療法を体験していただき、さらに糖尿病について学んでいただくためのいわゆる「糖尿病教育入院」も行っています。
フットケア外来(看護外来)
フットケア外来では、糖尿病の方を対象とし、医師の指示のもと予防を目的としたケアを行っています。具体的には、足の痛みや知覚・感覚、反射をみる検査を行ったり、足の状態に合わせて、足をきれいにし、爪切りやタコ・ウオノメの処置を医師の指示のもと行っています。
さらに、自宅でもお手入れできるように足の観察方法や爪の切り方などを指導します。
糖尿病教室(無料市民公開講座)
当院では、医師による糖尿病の治療、合併症の教室や看護師・管理栄養士による生活・食事栄養面の教室、薬剤師による治療するお薬の教室、臨床検査技師による糖尿病の検査についての教室、理学療法士による運動療法の教室などを開催しています。参加費は無料で、どなたでもご参加できます。ご気軽にご相談ください。
開催案内は、お知らせ・イベントのページで紹介しています。
対象とする主な病気
- 糖尿病(1型、2型、膵性、ステロイド性、その他)
- 糖尿病性腎臓病
- メタボリックシンドローム
- 高コレステロール血症
- 高中性脂肪血症
- 高尿酸血症
- 痛風など
休診代診
現在、予定されている休診はありません。
担当医表
夜間・休日診療のご案内
糖尿病内科
急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。■ は女性医師です。
担当医師
医員
川野 直也 (カワノ ナオヤ)
糖尿病内科、内科
専門・得意分野 |
糖尿病、腎臓病、人工透析、血液浄化(急性期・慢性期) |
略歴 |
平成17年3月 佐賀大学医学部医学科卒
平成17年4月~ 大阪市立大学医学部附属病院 内科
平成18年4月~ 医療法人医誠会 医誠会病院 内科
平成19年4月~ 大阪市立大学医学部附属病院 生活習慣病・糖尿病センター
平成24年3月 大阪市立大学大学院医学研究科 代謝内分泌病態内科学卒
平成24年4月~ 大阪市立大学医学部附属病院 生活習慣病・糖尿病センター
平成24年7月~ 医療法人蒼龍会 井上病院 内科
平成25年4月~ 社会医療法人医真会 八尾総合病院 腎臓病・糖尿病内科
平成29年1月~ 社会医療法人医真会 八尾総合病院 糖尿病・腎臓病・血液浄化センター
令和2年4月~ 医療法人社団 清和会 笹生病院 |
資格・所属学会 |
資格
・医学博士(大阪市立大学大学院医学研究科)
・日本内科学会 認定医
・日本内科学会 総合内科専門医
・日本内科学会 指導医
・日本透析医学会 専門医
・日本糖尿病学会 専門医
・日本糖尿病学会 研修指導医
・じん臓機能障害 指定医
・日本臨床栄養代謝学会 認定NST医師
・日本外科代謝栄養学会 認定NST医師
所属学会
・日本内科学会
・日本透析医学会
・日本糖尿病学会
・日本糖尿病協会
・日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)
・日本消化器内視鏡学会 |
非常勤
庄司 拓仁 (ショウジ タクヒト)
糖尿病内科
資格・所属学会 |
医学博士
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本糖尿病学会 専門医
日本内分泌学会 内分泌代謝科 専門医
所属学会
日本内科学会
日本糖尿病学会
日本内分泌学会 |