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脳神経外科

脳卒中センター
①急性期の治療について
 脳卒中は、いかに早く適切な治療を開始するかが重要なカギとなります。 以前は治らない病気とも言われていましたが、最近10年間で脳卒中の治療は飛躍的に進歩しております。脳梗塞では、条件が整えば詰まった血管を再開通させる薬(tPAといいます)を使用することがあり、それでも再開通が困難であればカテーテルを用いた血栓回収療法の選択もあります。 また、くも膜下出血では、動脈瘤の部位、大きさ、形態、患者様の全身状態などを総合的に判断し、開頭によるクリッピング術またはカテーテルによるコイル塞栓術を選択します。

②リハビリテーションについて
 後遺症を少しでも軽減させるためには急性期からのリハビリテーションが重要となります。当院では原則として発症翌日よりリハビリテーションが開始となります。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士と各分野のスタッフは脳卒中のリハビリに習熟しており、患者様の病状に応じてリハビリ内容を決定しております。 また、当院は同じ病院内に回復期リハビリ病棟がありますので、急性期から回復期までスムーズに移行できるのが特徴です。

③再発防止について
 脳卒中の危険因子として高血圧、喫煙、糖尿病、脂質異常症、飲酒などがあります。脳卒中で入院後は、危険因子が無いか検索します。再発予防のために、入院中より危険因子の治療を開始します。また、薬物だけではなく生活習慣も重要となります。管理栄養士と栄養相談を行い、退院後の食生活の是正につなげます。

④予防のための手術について
 くも膜下出血の原因の多くは脳動脈瘤の破裂によるものです。近年MRIが普及し、破裂していない動脈瘤が発見されることが増加しております。形態、大きさ、部位、患者様の年齢などを総合して対処法について説明いたします。当院ではクリップ、コイルどちらも対応可能です。 また、脳梗塞の原因の一つである内頚動脈高度狭窄に対して、内服治療だけでは再発の危険性が高いと判断される場合、CEA(頸動脈内膜剥離術)やCAS(頸動脈ステント留置術)が選択肢となります。 ただし、これらは予防のための手術です。手術をすべきであるか否か十分な検討が必要となります。脳神経外科専門医とじっくりと話し合い、方針を決めるべきです。
 当院では患者様がしっかり理解し納得したうえで最終的な方針を決めれることを重視しております。


医療法人社団 清和会グループ